栗栖ティナ　活動報告

早いもので２０１４年も大晦日。
そんなわけで、今年のお仕事を振り返らせていただきたいと思います。
前半にばかり集中し、尻すぼみになってしまったのが何とも心残りな一年になってしまいました。反省。

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まずはこちら、一迅社文庫様から三冊目となる「マスターブレイズ」。
感想のメールをいただいたり、色々と思い出に残る作品になりました。
初めての「剣」を題材にした作品。
何とか格好いいバトルシーンを描こうと、昔のチャンバラ映画を調べて勉強しました。
ラストの決め技は、見る人が見ればすぐに元ネタわかってしまいますよね。
余談ですが、クライマックス執筆中に４０度近い熱でぶっ倒れ、締め切りとの戦いで四苦八苦しました。
そういうトラブルな面でも思い出深い作品です。

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二冊目はオーバーラップ文庫様から。続刊となる「あやかしちぇんじ！」の二巻。
一巻のサブタイトルを決めた段階で、それぞれのヒロインをモチーフにしたサブタイトルで続けていく方針を固め、それに沿って本巻は「血を吸えない吸血鬼」のエヴァが主役。
彼女の奮闘をたっぷりと描け、個人的には大満足でした。

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三冊目が二次元ドリーム文庫様の「絶対服従!言いなり許可証でお嬢様と調教生活」。
こういう「許可証」を題材にした作品、１８禁系のゲームではよく見かけるもので、一度やってみたいと考えていました。
二次元ドリーム文庫の雰囲気に沿った形でどう取り入れるか、それに四苦八苦した記憶があります。
読者の方からも反応がよかった莉緒の母・可南子は自分も書いていてノリノリでした。
こういうエロいママをもっと描ける作品も出してみたいですね。

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そして本年最後の出版となったのは、「クーマゾ！」シリーズ最新作。
一度、ファンタジーものをやってみたいと考えていて、ようやくそれが叶いました。
感想でも疑問にあがっていた、「ファンタジー世界なのにヒロインの肌に落書きされている文字が日本語なのはどうなのか」という部分は、編集さんと二人でわりとギリギリまで悩んだところです。
世界観に合わせた文字にするか、いっそ卑猥なマークのみにするか。
最終的に「エロければいいんだよ！」という部分を重視し、日本語にしてみたのですが……難しいところですね。

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そんなわけで本年は昨年に続いて四冊の出版となりました。
私のぺースではこれがギリギリなのかなと。
提督業や殿様業やエオルゼアの平和を守る別のお仕事も忙し……げふん、げふんっ！
まあ、そんなこんなで本年も応援ありがとうございました。
また来年も何卒よろしくお願いいたします。
２０１５年ですが、年明け早々に早速本を出させていただきます。



二次元ドリーム文庫様より、「ヤンデレ妹に愛されすぎて子作り監禁生活」。
もうタイトルでどんな内容か一発でわかりますね、はい。そのままです。
もちろん、二次元ドリーム文庫を愛読してくださっている読者様の趣向に合わせた安心設定になっております。
血吹雪やら生首が飛び交うようなものではありませんので、ヤンデレな妹から「安全」に迫られたい、束縛されたいという願望をお持ちのあなた、是非応援よろしくおねがいします！